子育てと犬育てのちがい 共通点と相違点

子育てと犬育てにはたくさんの共通点があります。

でも決定的に違うところがある!と私は考えています。

それは最終目標。人間の最終目標と犬の最終目標は違います。

  • 子育てと犬育ての共通点はなに?
  • 子育てと犬育ての違いはなに?
目次

子育てと犬育ての似ているところ

愛情と責任をもってひとつの命を守っていくというところは全く同じです。

健康を守る

親になると、異常なくらい子どもの体調変化に敏感になりますよね。

少しでも元気がないと、熱でもあるのかな?お腹痛いのかな?寝不足かな?学校で嫌なことあったのかな?って心配するし、できるだけ栄養バランスの良い食事を摂らせるために、メニューを考えたりします。

これは愛犬も同じ。

ちゃんとご飯を完食しているか、うんちの具合はどうか、痛そうにしているところはないか、元気に遊んでいるかなど気にします。

善悪を教える

家族の一員として、社会の一員として暮らしていくうえで、大事なことを教えて、明るく思いやりのある子に育てようとするところも共通点です。

良いことをすれば褒め、悪いことをすれば叱る、子どもに対しても愛犬に対しても、しっかりと善悪を教えることは親の役目です。

個性を認める

子育てでも犬育てでも、わからないことが多すぎて、本やネットで調べることもあると思います。

知識を得ることはとても大切なことですが、そこに載っていることがすべての個性に合うというわけではありません。

100人いれば100通りの、100頭いれば100通りの個性があります。

それぞれの性格や個性を認めて、自分たちの暮らしに合った方法を見つけていきましょう。

子育てと犬育ての違うところ

愛犬は言葉が話せない

子どもはある程度の年齢になると、言葉で会話することで表現しますが、愛犬は言葉を話せないし、人間の話す言葉をすべて理解することはできません。

言葉が話せない分、愛犬は全身で全力で愛情表現し、飼い主さんの気持ちを受け取ろうとしてきます。

最終目標が違う!

子育ての最終目標は、それぞれのご家庭によっても違うとは思いますが、私の子育ての最終目標は「自立」です。

「自分でメシを食っていける人間になってほしい」です。

高望みをすればキリがありません。

できることなら高学歴、高収入になってほしい。

できることなら思いやりがあってみんなから愛される子になってほしい。

できることなら良きパートナーに出会って、幸せな家庭を築いてほしい。

できることならたくさん親孝行してほしい。

…という私の欲望は置いといて、「自立」です。

さみしいけど、あと数年もすれば、子どもは親の元を離れて自分の力で生きていく。

言ってしまえば、最後まで面倒を見ない、見られない。

親から離れて自分の力で生きていけるようにするのが子育て。

犬育ての最終目標は、これから「ずっと一緒にそばで暮らすこと」だと思っています。

愛犬は大人になっても自立はしません。

ずっと飼い主さんのそばで、寄り添いながら生きていく。

飼い主さんは、愛犬の一生を預かり、最後まで面倒を見る。

そばにいて快適に暮らせるようにするのが犬育て。

我が家の反抗期息子については▼▼▼

まとめ

私は3人の子どもを育て、1匹の犬を育てています。

子どもたちは、生まれた時は自分の分身のような感じでしたが、成長するにしたがって、当たり前だけど、別人格だということがわかってきて、中学生くらいになると子どもとの距離はグーンと遠くなります。

愛犬と出会ったときは、全く別のイキモノで、お互いにどう接したらいいかわからない状態だったのが、一緒に暮らしていくうちにだんだん似てきて、そっくりに思えることもあります。

家族というより分身のような感じ。

「どんどん離れていく」子育て、「どんどん近づいてくる」犬育て。

子育てと犬育ての比較については、もう少し書きたいことがあるのですが、長くなるのでまた別記事でまとめます。

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