新学期が始まり、ほっと一息ついています。
2020年の夏休みは、夏休み期間そのものが短縮された学校も多かったのではないでしょうか。
我が家の子どもたちも、高校は3週間、小学校は2週間のとても短い夏休みでした。
幸い娘たちの通っている小学校は、今年に限っては夏休みの宿題がありませんでした。
夏休みの宿題がなかったことで、子どもたちはとてもゆっくり過ごすことができました。
しかし、夏休みの宿題がないなんて、たぶん今年だけ!
私は、もうすでに来年の夏休みの自由研究は何にしよう?と考え始めています。
夏休みが終わったばかりで、早すぎじゃない?と思った、そこのあなた!
早すぎなんてことはないんですよ。
ざっくりとしたテーマだけでも今から考えておけば、夏休みになって慌てることなくスムーズに取り組めること間違いなしです。
毎年イライラしながらやる気のない子どもたちの興味を引くために、親が必死にあーでもないこーでもないと調べまくるのは大変ですよね。
子ども自身がアレやりたいコレやりたい!っていうタイプであればまだ救われますが、わが家の長男のように
「自由研究何する?ママの好きなのでいいよー♡」なんていうタイプの場合は、本当に手がかかります。
でも放っておくこともできない。
そんな自由研究でお困りのお父さんお母さん!
わが家の長男が中学3年間で実際に取り組んだ自由研究3つを簡単にご紹介します。
勉強が得意ではない長男にも理解できるようにと選んだテーマなので、どれもさほど難しい内容ではありません。
できるだけ身近にあるもので実験できるテーマを選んでいますが、家にないものについてはAmazonなどで取り寄せました。
少しでも参考にしていただければうれしいです。
- 牛乳を分離させる実験(中1)
- コーラで骨が溶けるか調べる実験(中2)
- 燃料電池の実験(中3)
※( )内は実際に取り組んだ学年です。
息子の通っていた中学校は、理科の自由研究という縛りがあったので、3つとも理科の実験です。
テーマだけ書いても、何が何だかわからないと思うので、内容をそれぞれ簡単に説明します。
小学生低学年向けの自由研究はコチラ▼▼▼
牛乳を分離させる実験(中1)
牛乳といろいろな液体を混ぜて、分離する様子を調べる実験です。【所要時間目安2時間】
用意するもの
- 牛乳
- レモン汁
- オレンジジュース
- 炭酸ジュース
- 酢
- クエン酸水
- 重曹水
- 砂糖水
- 塩水
- 透明なカップ
- ph試験紙
実験用にできるだけ身近な8種類の液体を用意しました。(比較のために酸性~中性~アルカリ性の液体があればなんでも可)
それぞれの液体のph値をph試験紙で調べ、牛乳を混ぜ、液体ごとに分離の様子を調べまとめました。
オマケの追加実験として、牛乳とレモン汁を混ぜて、カッテージチーズを作って、食べました。
透明なカップは100円ショップで、ph試験紙はAmazonで購入しました。
いろいろな液体のph値を測定するだけでも楽しいです。
コーラで骨が溶けるか調べる実験(中2)
酸性の液体で魚の骨が溶けるかどうかの実験です。
魚の骨だけではインパクトに欠けるかと思い、卵の殻も溶けるかどうか実験しました。【所要時間目安5日】
用意するもの
- コーラ
- レモン汁
- 酢
- 水
- 魚の骨
- 卵
- 液体を入れるビン
- ph試験紙
それぞれの液体に、魚の骨と卵を入れて、1時間後、3時間後、1日後、3日後、5日後まで観察しました。
それぞれの液体のph値をph試験紙で調べ、ph値の違いによって、魚の骨や卵の殻の状態に違いがあるかどうかをまとめました。
酢につけた卵が、5日後には殻が全て溶けてブヨンブヨンのスーパーボールのようになっていたのには、長男も大喜び!(見た目のインパクトって大事ですよね)
透明なビンは100円ショップで、ph試験紙は1年前にAmazonで購入したものの使いまわしです。
燃料電池の実験(中3)
身近にあるものを使って、燃料電池を作り発光ダイオードを点灯させる実験です。
燃料電池の原理を理解することもでき、何より所要時間が過去最短で受験生にはもってこい!【所要時間目安1時間】
用意するもの
- 透明なプラカップ
- 鉛筆の芯(2B)2本
- ワニ口クリップ
- スポーツドリンク
- 単1電池
- 電池ボックス
- 発光ダイオード
鉛筆の芯にワニ口クリップをつけ、スポーツドリンクを入れたカップの中に入れて、固定します。
電池を電池ボックスに入れてつなぎ、電気分解が起こる様子を観察します。
乾電池を外し、発光ダイオードをつなぎ、点灯する様子を観察します。
燃料電池を実際に作ってみることで、その仕組みや原理を理解することもできると思います。
時間もかからないので、受験生にはオススメの実験です。
鉛筆を削って芯を取り出してもできるのですが、今回は「大人の鉛筆」という鉛筆の芯部分だけで売られているものを用いました。
まとめ
勉強嫌いの息子でも取り組めた自由研究を3つご紹介しました。
実験自体はどれもそれほど手間のかからないものばかりです。
来年の夏休みの自由研究の準備は、ぜひ早めに始めましょう。
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